マンション管理士ガイド

マンション管理士の基礎知識

マンション管理士の仕事内容(2)

住民同士のトラブル解決

マンションの増加により近年、大きな問題となっているのが住民同士のトラブルです。国土交通省の調査によると、マンションのトラブル発生状況に関して最も多かったのが「居住者間のマナー」。
その具体内容を見ると、「違法駐車・駐輪」「ピアノやオーディオ機器などが発する騒音」「ペットの飼育」「ゴミの出し方」などマンションには、多くの住人が共同で生活していく上での数々の問題が発生します。
また一言で住人といっても一人一人の地位や立場が大きく違うため、いざトラブルが発生したときにも、なかなか意見がまとまらなかったり、すぐに白黒の判断をつけられないケースも多くあります。
そうした難しい問題に対処していくためには、実生活に関わるトラブルを未然に防ぐためのルールが必要になります。マンション管理士にはそうしたルールの制定や、住民にルールを守ってもらうための活動に関して、的確なアドバイスや指示が求められるのです。

仕事の目的(良好な居住環境の確保)

マンションに住む以上、誰しも毎日、快適に暮らしたいと思うのが心情ですが、先述した通り、多くのマンション住人は同じ居住者同士での生活上のトラブルに悩まされているのが実情です。
マンション管理士はそのようなトラブルを解消すべく、快適な共同生活をおこなうために住民同士の話し合いの場を作ったり、修繕メンテナンスを実施したりしなければなりませんし、そのための費用集めといったマネジメント的な業務も、マンション管理士の仕事になります。
トラブルを未然に防ぐための第一歩は、管理組合や住民からのヒアリングであり、そこから小さな不満や不安要素を探り出し、迅速に対応していくことで、顧客満足度は高まり、マンション管理士に対する信頼も高くなるわけです。
つまり良好な居住空間の確保をすることは、アドバイザーとしてのマンション管理士と、顧客であるマンションの管理組合や住人との間の良好な関係確保にもつながり、より質の高い仕事をこなせる環境をつくり出すことにもなるわけで、マンション管理士に取っても重要な意味を持つわけです。

 

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