マンション管理士ガイド

マンション管理士の基礎知識

「管理業務主任者」との違い

管理業務主任者とは

管理業務主任者とは、マンション管理会社に勤務し、マンションの全般的な管理業務を管理組合から委託され代行します。また、マンション管理受託契約についての重要事項の説明を通して契約締結後、日々の管理状況をチェックし、管理組合などに報告する業務をおこないます。
社団法人高層住宅管理業協会の実施する管理業務主任者試験に合格し、社団法人高層住宅管理業協会に登録することで、国土交通省より管理業務主任者証の交付を受けることができます。そして交付を受けることで「管理業務主任者」の公的証明を受けられます。
マンション管理会社は国土交通省へ登録する際、30管理組合に1人以上の管理業務主任者を専任し、届け出なければならないことからも、管理業務主任者はマンション管理会社にとって必須の資格といえます。

管理業務主任者の業務

管理業務主任者もまた、マンション管理士と同じように、「トラブル対応」「資産価値の維持」の2つが、大きな任務になります。
トラブル対応では、ペットの飼育や騒音などの生活レベルでのトラブルから管理組合の運営方法や委託/売買契約に起因するトラブルに、管理会社の立場から対応し、マンションの良好な居住環境の確保を図ることが求められます。
また資産価値の維持では、長期的な視野にたった修繕計画や適正な管理をチェックする上で、管理組合や入居者に適切なアドバイスをおこなう専門家が管理業務主任者です。

マンション管理士との違い

先述した通り管理業務主任者は、マンション管理業者が設置を義務づけられている関係で、管理会社や分譲業者、またエレベーター保守点検業者等のマンション設備関連会社などが主な活躍の場になり、独立開業もできるマンション管理士とは少々、異なる場合もあります。
また資格に関しては、試験日が近かったり受験内容が似通っている反面、合格率はマンション管理士の7.3%(2005年)に対して22.2%(2005年)と、管理業務主任者の方が資格を取得しやすい傾向にあるといえます。
以上のことから、一言でまとめると管理業務主任者は適性に管理をするための専門家の資格であり、マンション管理士はあくまで、ユーザーよりの専門家の資格であることがわかります。

 

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