マンション管理士になるには
資格の取得
マンション管理士になるためにはまず、国土交通省が実施するマンション管理士試験に合格し、マンション管理士として登録することが必要になってきます。
受験資格は年齢、性別、学歴、国籍などいっさい問われることなく、また実務経験も特に必要としないため、基本的には誰でも受験可能です(なお、管理業務主任者は、試験科目の一部が免除)。
試験は例年、11月下旬〜12月上旬の間でおこなわれ、実際の試験実施機関は「財団法人マンション管理センター」です。
マンション管理センターとは、1985年に設立された公益法人で、主な事業としては、マンション管理士試験・登録・講習の実施に関わる業務をはじめ、マンションの適正な管理や大規模修繕の実施にかかわる指導・相談、修繕積立金の効率的な運用に関わる情報提供等が挙げられます。
なおマンション管理士試験の所要時間は2時間で、問題数は50問のマークシート方式になっています。平成17年度に実施された試験では合格率は7.3%で、相当な難関といえるでしょう。
管理センターへの登録
試験に合格すればそれで資格を取得できるわけではありません。マンション管理士という名称を使って仕事をするためには、先述した財団法人マンション管理センターへ申請をして、マンション管理士登録簿に登録をする必要があります。
そこで各種書類や登録料を納付し、欠格事由に該当していないことが確認されると、晴れてマンション管理士として登録され、マンション管理士証が発行されます。
試験と登録という2つの過程を経てマンション管理士になれるわけですが、実はマンション管理士の資格を持っていなくても、マンションの管理業務をおこなうことはできます。
ただしこの資格を持つことにより「マンション管理に関する専門知識を有する」という事実を証明するのに絶大な効果が期待できますし、現在はマンション管理士のニーズも高まっています。
だからこそ、資格取得へのハードルが高いマンション管理士ではありますが、取得後のメリットの大きさを考えれば、チャレンジしがいのある資格でもあるといえるでしょう。

